寒冷地の方必見!断熱サッシのメリットについて解説します!
寒冷地にお住まいの方で、これからリフォームを考えている方もいらっしゃると思います。
本記事では、寒さ対策として有効な断熱サッシの価格や相場、メリットについて解説していきます。
□断熱サッシって何?
寒冷地の寒さ対策として、窓は非常に重要な役割を担っています。
断熱サッシとは、別名樹脂サッシとも呼ばれ、その名の通りガラスを固定している樹脂で作られた枠の部分のことを指します。
日本で導入されているのは、北海道や東北地方などの限定的な地域だけでしょう。
しかし、欧米地域においては樹脂製のサッシがスタンダードと扱われていることも多いです。
□断熱サッシのメリットとは?
アルミサッシと比較して、木材やプラスチックは熱伝導率が非常に低く、アルミの1000分の1とまで言われています。
熱伝導率の低さから、窓に結露が発生する可能性もアルミサッシより格段に低いことも特徴です。
また、断熱サッシという名前ですが、樹脂サッシは寒さ対策だけでなく暑さ対策にも有効で、夏の暑い時期の窓から伝わる外気や熱気を約70%も遮断できるとされています。
さらに、断熱サッシは樹脂でできているため、機密性も高く、音を遮断する効果も期待できます。
生活の中で発生する音などを遮断できることは大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、機密性が高いことにより、窓からの隙間風もアルミサッシに比べて防げるという利点もあります。
樹脂でできているため、デザインや色なども金属と比較して選択肢が多いのです。
デザイン住宅にこだわりたい人にも嬉しいメリットがあるのです。
□断熱サッシのデメリットは?
上記ではメリットをいくつかご紹介しましたが、樹脂には樹脂ならではのデメリットがあります。
*強度の面でアルミに劣る
樹脂と金属では、やはり発揮できる強度においては金属に軍配が上がります。
足りない強度を補うために樹脂の重みを増している分重量も増してしまい、開閉しづらいことが構造上の欠点と言えるでしょう。
*耐久性がやや不安定
樹脂サッシは金属製のサッシと比較して、日光や雨風にさらされて変色する可能性があります。
しかし、屋内側の部品に樹脂サッシを使用し、屋外側にアルミサッシを充てることで両方の欠点を克服した複合サッシが現在普及しているため、さほど気にならないでしょう。
*価格が高い
断熱サッシの取り扱いに慣れている業者が少なく、仕入れに余計なコストがかかってしまうことから発生する問題です。
業者によって差はあるのですが、本体価格だけでもアルミサッシのおよそ2倍、複合サッシの場合でも1.5倍の価格差があります。
□まとめ
今回は断熱サッシの概要やメリットについて解説しました。
これからリフォームをお考えの方にとって、この記事が断熱サッシに興味を持っていただけるきっかけになれば幸いです。
札幌・札幌近郊でリフォームをご検討の方は、
リノベーション株式会社にお気軽に
お問い合わせください
外壁やリフォーム全般 に関してお困りの方はお気軽にお問い合わせください