リフォームのこだわり
今回ご紹介するのは、外壁に設置された窓のサッシ交換工事です。窓まわりから雨水が入り込むというご相談を受け、原因を確認したところ、サッシのパッキン部分の劣化が見られたため、既存のサッシを撤去し、新しいものへと交換する工事を行いました。長年使用されてきたサッシは、外部環境の影響を受けやすく、特に雨風にさらされる箇所では、気密性や防水性を保つ部材の劣化が進行しやすくなります。今回のケースでも、雨天時に複数回にわたり水の侵入が確認されており、根本的な解決としてサッシ本体の交換が選択されました。
施工では「斫り工法」を採用しています。この工法は、既存のサッシ周辺の外壁を一部取り壊し、新しいサッシをしっかりと納める方法で、納まりの精度を高めやすく、防水処理を確実に行える点が特徴です。単に既存の枠に新しいサッシをかぶせる方法とは異なり、構造部分から丁寧に施工を行うため、雨水の侵入リスクを抑えるうえでも有効な手法といえます。窓まわりは建物の中でも特に雨仕舞いが重要な部位であるため、このように確実性を重視した施工が求められます。
新たに設置したのは、LIXILのEW樹脂窓です。樹脂素材を用いたサッシは、外気の影響を受けにくく、アルミサッシと比較して断熱性に優れている点が特長です。今回採用した仕様では、Low-E複層ガラスにガスが封入されており、窓からの熱の出入りを抑える構成となっています。これにより、外気温の影響を軽減し、室内環境の安定につながる仕様となっています。ガラスはクリアタイプを採用しており、視界の確保と採光性にも配慮された仕上がりです。
また、サッシの内外枠はホワイトで統一されています。外壁との調和を損なわないシンプルな色味で、全体としてすっきりとした印象に仕上がっています。窓まわりの枠材も新しく納め直されており、サッシと外壁の取り合い部分も整えられています。これにより、防水面だけでなく、見た目の面でも整った仕上がりとなりました。
あわせて、網戸の交換も同時に行っています。サッシ交換のタイミングで網戸も新しくすることで、開閉時の動作や収まりも一体的に整い、日常使用時の使い勝手にも配慮された内容となっています。窓まわりは頻繁に触れる部分でもあるため、こうした付属部材の更新も含めた施工は、全体の完成度を高める要素のひとつです。
今回の工事費用は約26万円となっており、サッシ本体の交換に加え、斫り工法による施工、網戸の交換まで含まれた内容です。既存の状態や現場条件によって工事内容は異なりますが、同様に雨漏りなどの症状がある場合には、部分的な補修ではなく、今回のようにサッシ自体を更新することで、再発防止につながるケースもあります。
窓は採光や換気といった機能だけでなく、外部環境から室内を守る重要な役割を担っています。そのため、不具合が見られた場合には早めの対応が重要です。今回のように原因を特定し、適切な工法で施工を行うことで、性能面・耐久性の両方において安心できる状態へと整えることができます。
窓まわりの不具合やサッシの交換をご検討の際は、現地の状況に応じた最適な方法をご提案いたします。ご相談・お見積りも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。


















































