今回ご紹介するのは、外壁の張り替えを中心とした外装リフォーム工事です。これまでの外観は、明るいブラウン系の外壁材によって構成され、建物全体にやわらかく温かみのある印象を与えていました。築年数の経過とともに外壁のメンテナンス時期を迎え、意匠性と耐久性の両立を図るため、外装材の刷新を行いました。なお、屋根については4〜5年前に塗装工事を実施されており、今回は施工対象外としています。
今回採用した外壁材は、旭トステムのプレシャスウッドF/ ナチュラルブラウンFです。木目の質感を活かしたデザインが特長で、自然素材の風合いを感じさせながらも、サイディングならではの均一で安定した仕上がりを実現しています。従来の外観イメージを大きく損なうことなく、より落ち着きのあるダークブラウン系へとトーンを整えることで、建物全体の印象が引き締まりました。
正面からの外観では、二階部分の張り出しやコーナーラインの陰影がより明確になり、立体感が強調されています。外壁の色味が深くなったことで、窓枠やサッシのブラックカラーが一層際立ち、全体のコントラストがはっきりとした外観へと変化しました。玄関まわりも外壁と調和する色合いでまとめられ、統一感のあるファサードに仕上がっています。
また、今回の工事では玄関内部の貼り分けも行いました。使用したのは、ソリッドボーダーF/ チェリーブラウンFです。外壁と同系色でありながら、質感の異なる意匠を取り入れることで、空間に変化を持たせています。玄関内にアクセントを設けることで、外から室内へと続く動線においてもデザインの一体感が感じられる仕上がりとなりました。
建物側面および背面も同様に外壁を張り替え、全面を統一した仕上げとしています。シンプルな形状の壁面に落ち着いた色味が加わることで、建物全体がより重厚感のある佇まいとなりました。凹凸の少ない面構成の中で、窓の配置や外壁材の目地ラインが整い、すっきりとした印象が強調されています。
既存の屋根は塗装済みであったため、今回の外壁リフォームによって屋根と外壁の色バランスも自然に整いました。屋根のダークトーンと新しい外壁のナチュラルブラウンFが調和し、上下の色分けが明確になっています。結果として、建物全体のシルエットがより引き締まり、統一感のある外観へと刷新されました。
施工期間は約1か月です。外壁の解体から下地処理、新規サイディングの施工、細部の納まり調整まで段階的に進め、建物全体を丁寧に仕上げています。費用は約225万円となりました。使用材料のグレードや施工範囲を踏まえた上で、全面リニューアルとしての内容となっています。
外壁は建物の印象を大きく左右する要素であると同時に、住まいを雨風から守る重要な役割を担っています。今回のようにデザイン性と機能性を兼ね備えた外装材へと更新することで、美観の向上とあわせて長期的な耐久性の確保にもつながります。既存屋根とのバランスを考慮しながら外壁を一新することで、建物全体の完成度を高めることができました。
外観のイメージチェンジをご検討中の方や、外壁のメンテナンス時期を迎えている方にとって、全面張り替えは有効な選択肢のひとつです。使用する外壁材や色味によって印象は大きく変わりますので、建物形状や既存屋根との相性を見極めながら計画することが重要です。
施工期間内にレンジフードの交換工事も追加でご依頼いただきました。
住まいの外装リフォームについてのご相談・お見積りも承っております。現在の状態やご予算、ご希望に応じて最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。


























































