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リフォーム用語辞典

透湿防水シート [ とうしつぼうすいしーと ]

用語解説


【透湿防水シートの定義と基本的な仕組み】

透湿防水シートとは、建物の壁体内側に張られる、非常に特殊な機能を持つ建築用シートのことです。その名の通り、「透湿(水蒸気を通す)」と「防水(液体の水を通さない)」という、一見矛盾する二つの性能を併せ持っています。見た目は白い不織布のようなシートですが、表面には目に見えないほど微細な穴が開いており、分子の小さい水蒸気は外へ逃がし、分子の大きい雨水などは内側へ通さない仕組みになっています。住宅の「通気工法」を成立させるための要となる部材であり、外壁材の隙間から万が一浸入した雨水を防ぐ「二次防水」の役割と、壁の中に溜まった湿気を外へ排出して結露を防ぐ役割を同時に担っています。

【透湿防水シートの重要性と不備によるリスク】

透湿防水シートは、建物の寿命を左右する「木造住宅の心臓部を守るガードマン」です。もしこのシートの性能が低かったり、施工に不備があったりすると、深刻な問題が発生します。シートの防水性が不十分であれば、雨漏りによって柱や土台が腐食し、建物の強度が低下します。逆に、湿気を通す性能(透湿性)が低いと、室内から壁の中に入り込んだ湿気が逃げ場を失い、「内部結露」を引き起こします。内部結露は、目に見えない場所で断熱材を湿らせて性能を低下させ、カビやシロアリを発生させる原因となります。また、施工時にはシート同士の重なり幅(ラップ)を正しく確保し、専用の防水テープで隙間なく留めるという精密な作業が求められます。

【リノベーション株式会社による透湿防水シートへのこだわり】

リノベーション株式会社では、住宅や賃貸物件の資産価値を再生させるプロセスにおいて、外壁を張れば見えなくなるこのシートの施工品質こそが、真の安心を支えると考えています。同社が掲げる「最高の普通」を実現するため、札幌のような外気温との差が大きく結露リスクが高い地域において、業界トップクラスの透湿性能と耐久性を備えた高品質なシートを採用しています。独自の仕入れルートの確保と、中間マージンを排除した自社施工体制により、こうした高性能な部材を用いた確実な下地工事を、適正かつ低価格で提供しています。自社大工による直接施工は、配管貫通部の防水処理など、情報の齟齬が許されない細部の作業を徹底し、長期間にわたって壁体内を乾燥状態に保つことを可能にします。施工品質への絶対的な自信から、外装工事に対して最長20年の工事保証を付帯しており、法的安心感とともに、目に見えない場所から建物の健全性を守り抜きます。