2023.08.02
水道管を交換する目安や費用をチェック!劣化を放置するリスクも
こんにちは!札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。
水道管には、耐用年数や交換するべきタイミングがあります。
水道管はお風呂やトイレ等、ライフラインに繋がっている大切な部品です。
いつでも清潔で安心できる水を利用するために、水道管を交換するタイミングを逃さないようにしたいものですよね。
そこで、今回は水道管を交換する目安や費用についてご紹介します。
あわせて水道管の劣化を放置するリスクもお伝えしますので、参考にしてくださいね!

水道管を交換する目安は?耐用年数やチェックポイント
水道管には耐用年数が設定されており、耐用年数を超えた水道管は、交換することをおすすめします。
そのほか、耐用年数に達していなくても水道管を交換したほうが良い目安や状況もあります。
しかし、「水道管を交換する目安や状況」といっても、あまり詳しくない人が多いのではないでしょうか。
そこで、水道管の耐用年数や水道管を交換するべきサインについてご紹介します。
水道管の耐用年数
水道管の耐用年数は、近年主流の材質であれば、だいたい40年程度とされていますが、厳密には水道管の材質によって異なります。
主な水道管の耐用年数は、次の通りです。
【主な水道管の耐用年数】
| 種類 | 耐用年数 |
| 亜鉛メッキ鋼管 | 15年~20年(1978年4月以降使用禁止) |
| ステンレス鋼管 | 30年~40年 |
| 硬質ポリ塩化ビニル管 | 20年~25年 |
| ポリエチレン管(樹脂管) | 30年~40年 |
現在よく使用されるのは、ポリエチレン管です。
加工がしやすく、耐震性に優れているうえに化学物質にも強い水道管で、耐熱性にも優れています。
水道管を交換するべきサイン
耐用年数以外で、どのような状況になったら、水道管を交換するべきなのでしょうか。
以下のような状況になったら、水道管の交換を検討するサインといって良いでしょう。
水に色が付いている
水道管の錆が水に溶けだしているサインです。
透き通っているように見えても、飲んだら錆の苦い味がすることもあります。
浄水場から家までの水道管に問題がある可能性もあるので、そのようなサインがあったら近所の方に水について聞いてみましょう。
もし自分の家だけが影響を受けているのであれば、早急に水道管の交換をおすすめします。
漏水している
水道管の内部が劣化して、穴が空いている場合が考えられます。
また、配管のつまりや劣化、パッキンがゆるんでいるかもしれません。
このような場合も、点検してもらい、交換をする必要があります。
また、水道管の交換工事を行う際は、あわせてお風呂やトイレのリフォームをすることも考えるのも良いかもしれません。
企業によって、あわせて行うとお得になるプランもあります。
お風呂やトイレをリフォームする時期の目安については、こちらのコラムでご紹介していますので、参考にしてくださいね!
お風呂のリフォームは何年目が目安?検討するタイミングもご紹介
トイレリフォームは築何年が目安?リフォームのきっかけもご紹介
水道管の交換にかかる費用の目安をチェック!

水道管の交換には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
「水道管の交換の費用」と一概にくくるのは難しく、一部だけ交換するのか、または全体的に交換するのかで費用は大きく変わります。
そこで見逃せないのが、水道管の交換に使える国の補助金です。
こちらも、あわせてご紹介します。
水道管の交換にかかる費用の目安
水道管の交換にかかる費用は、一概にいくらかかると言い切ることはできません。
どんな建物で、どこの水道管を交換するかで大きく違う費用になってしまうからです。
そのため、ここではあくまでも「目安」をご紹介します。
【水道管交換にかかる費用の目安】
| 交換する箇所 | 費用相場 |
| 建物内の水道管の一部分 | 1万円前後 |
| 建物内の水道管全体 | 10万円~100万円 |
| 敷地内の水道管 | 30万円~50万円 |
賃貸住宅での水道管の交換を考えている場合は、まずは大家さんに相談をしましょう。
なぜなら、費用を負担するのは建物を持っている大家さんだからです。
大家さんに相談せずに勝手に業者に依頼してしまうと、費用は自腹になってしまう可能性がありますので、注意してください。
また、一戸建ての場合、1m引き込むのに1.5万円ほどかかることが多いので、交換する水道管の距離を確認すると目安がわかります。
水道管のほとんどは口径20mmですが、水を多く使うご家族の場合は口径25mmに交換することも可能です。
ただし費用は大きく変わるため、慎重に判断しましょう。
自分の家の敷地内の水道管は自分のものですが、敷地外にある道路の下の水道管は公共のものです。
この場合、水道管交換工事の費用は自治体が負担します。
ただし、自治体によって線引きに差がある可能性があるので、道路近くの水道管を交換したい場合は、自治体に問い合わせをするようにしましょう。
水道管の劣化をそのままにすると危険!そのリスクとは

水道管の劣化を放置すると、以下のような問題を引き起こしてしまう可能性があります。
水道管が破裂する
まず考えられるのが、水道管の破裂を招くおそれです。
水道管の外に露出している部分は、劣化を目で確認することができます。
しかし、地中に配管されている水道管の劣化を見ることは、専門家ではない限り困難です。
多額の水道料金を請求されて初めて水道管の破裂に気付く、ということもありえます。
水道水に色や味が付着する
水道管交換のサインでも触れましたが、水道管の劣化によって、水道水に錆くさい味や赤茶色の色が付くことがあります。
このような場合、水道管の中で錆が発生し、それが流出している可能性が大きいといえます。
この水を飲み続けると、最悪の場合に健康被害が出るおそれがあるので、早急に専門家に相談しましょう。
水道管の劣化は放置せず、早めの交換依頼が大切!
水道管の耐用年数は、近年使われていることが多い材質だと40年程度ですが、厳密には材質によって異なります。
また、道管を交換するべきサインに、水に色や味が付いていたり、漏水しているケースが挙げられます。
水道管の交換の工事にかかる費用は、あくまでも目安ですが、小規模な交換で1万円前後、建物全体の水道管交換では100万円かかる可能性があります。
賃貸の場合は大家さんが工事費用を負担し、自分の家の敷地外ならば自治体が負担します。
水道管の劣化を放置すると、水道管の破裂や水道水に異変が現れるため、早急に専門家に相談するようにしましょう。
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