2026.03.02
家の結露がひどい原因と対策は?リフォームで根本解決する方法
こんにちは!札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。
冬になると「窓や壁に水滴がびっしり」「棚の裏やカーテンがカビてしまう」など、家全体の結露に悩まされていませんか?
結露は見た目の不快さだけでなく、カビやダニの発生、家の耐久性低下など深刻な問題を引き起こします。
今回は、家の結露がひどい原因やメカニズム、有効なリフォーム対策、応急処置の方法まで詳しく解説します。
快適な家づくりのための情報として、ぜひ最後までご覧ください。

結露はなぜ起こる?結露がひどい家は危険!
結露は、湿気を含む空気が冷やされることで、空気中の水蒸気が水滴となって表れる現象です。
家では、特に冬場や梅雨時期に発生しやすく、断熱性能が低い住宅ほど結露が起こりやすくなります。
空気は温度が高いほど多くの水蒸気を含むという特性を持っています。
例えば、水蒸気を多く含む暖かい室内の空気が冷たい窓ガラスに触れて急激に冷やされると、空気が保持できる水蒸気量を超えた分が窓に水滴となって現れるのです。
札幌・北海道のような寒冷地は、室内外の温度差が大きくなるため結露が発生しやすい環境といえます。
暖房で温められた室内の空気には多くの水蒸気が含まれており、断熱性能が低い窓や壁ではその空気が急激に冷やされて結露が発生するのです。
結露のひどい家に住み続けるとどうなる?
家の結露を放置すると、カビやダニの発生につながり、家族の健康にも深刻な影響をおよぼします。
カビの胞子やダニの死骸、フンなどは喘息やアレルギー疾患の原因とされており、特に小さなお子さまや高齢者のいる家庭では注意が必要です。
最近の研究では、カビの代謝過程で微量の有害物質(揮発性有機化合物)が発生することも報告されています。
特に暖房していない北側の部屋や押入れ、クローゼットの中などは湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすいため注意が必要です。
表面結露と内部結露
結露には「表面結露」と「内部結露」の2種類があります。
表面結露は窓ガラスやサッシ、壁の表面に現れるもので、目で確認できるため対処しやすいでしょう。
一方、内部結露とは、壁の中に侵入した湿気が外気の影響によって断熱材の中で結露するもの。
内部結露は壁の中で発生するため、気づかないうちに木材を腐朽させたり、シロアリを発生させたりして、家の耐震性能や耐久性を著しく低下させてしまいます。
家の構造を支える柱や土台が腐ってしまうと、大きな地震が発生した際に建物を支えきれません。
結露がひどい家に住み続けることは、家の寿命を縮めるだけでなく、家族の健康と安全を脅かす危険な状態といえます。
家の結露がひどいなら、こんなリフォーム対策を
結露を根本的に解決するには、断熱性能を高めるリフォームが最も効果的です。
結露に悩む方へおすすめのリフォーム対策を詳しく解説します。
高性能ガラスへの交換
窓は外気の影響が一番大きな場所。
窓ガラスを高性能なものに交換することで、結露を大幅に減らせます。
単板ガラスから、2枚のガラスで構成されるペアガラスやトリプルガラスに交換することで、ガラス間の空気層が断熱層となり、室内側のガラス表面温度が下がりにくくなります。
さらに、ガラス間に断熱性の高い気体を封入した製品や、太陽光を反射する特殊コーティングを施したLow-Eガラスを選ぶと、より高い断熱効果が得られます。
北海道のような寒冷地では、トリプルガラスやLow-Eガラスの採用が結露対策に非常に有効でしょう。
高性能サッシへの交換
窓枠であるサッシの交換も結露対策に大きな効果があります。
従来広く使われてきたアルミサッシは耐久性が高い反面、熱を伝えやすく結露が発生しやすい素材です。
樹脂と比較すると熱伝導率が非常に高いため、冬場には冷たい外気の影響を受けやすくなってしまいます。
断熱性の高い樹脂サッシや、アルミと樹脂を組み合わせたアルミ樹脂複合サッシに交換することで、サッシ部分の結露を大幅に減らせるでしょう。
特に北海道では樹脂サッシの採用が結露対策として推奨されています。
内窓・二重窓の設置
既存の窓の内側に新たな窓を設置する内窓・二重窓は、コストパフォーマンスに優れた結露対策です。
既存の窓と内窓の間に空気の層ができることで、高い断熱効果を発揮します。
サッシやガラスの交換と比較して工事が簡単で、費用も抑えられるため、予算を抑えながら結露対策をしたい方におすすめです。
壁・床・天井の断熱リフォーム
壁や天井、床に断熱材を追加したり、既存の断熱材を高性能なものに交換したりすることで、家全体の温度差を小さくし、結露が発生しにくい環境をつくれます。
また、内部結露を防ぐためには、外壁に室内から水蒸気が侵入しないよう、気密性能を高める必要があります。
断熱リフォームを行う際は、気密シートの施工も合わせて行い、断熱性とともに気密性の向上にも注力しましょう。
北海道の住宅における断熱リフォームや寒さ対策、凍害対策については、こちらのコラムも参考にしてください。
北海道で断熱リフォームを成功させる!リフォーム方法から補助金まで
凍害対策を住宅外装から考える|予防のポイントとリフォーム方法を解説
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こちらのコラムもぜひご覧ください。
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ひどい結露の応急処置もチェック!

リフォームを検討している間にも取り組める、日常的にできる結露対策の応急処置をご紹介します。
定期的な換気や空気循環
窓を開けて空気を入れ替えることで、室内の湿気を外に排出できます。
24時間換気システムがある場合は常に稼働させ、換気扇のフィルターは定期的に掃除をして換気効率を保ちましょう。
サーキュレーターや扇風機を使って室内の空気を循環させることも効果的です。
窓際の冷たい空気と室内の暖かい空気を混ぜることで、局所的な温度低下を防ぎ、結露の発生を抑えられます。
湿気の発生を抑える
洗濯物の室内干しは湿気を大量に発生させるため、できるだけ避けるべきです。
やむを得ず室内干しする場合は、除湿機を併用して速やかに湿気を除去しましょう。
除湿機を使って室内の湿度を調整することも有効な対策となります。
結露防止グッズを活用する
ホームセンターなどで販売されている結露防止シートを窓に貼ると、ガラス面の断熱効果を高め、結露を軽減できます。
簡単に貼れるタイプの商品もあり、応急処置として手軽に試せるのが魅力です。
結露をこまめに拭き取る
それでも窓や壁に発生してしまった結露は、こまめに拭き取りましょう。
放置するとカビの発生につながるため、朝起きたらすぐに窓やサッシの水滴を拭き取る習慣をつけることが大切です。
家の結露がひどいなら断熱リフォームで根本解決を
家の結露がひどい場合、その原因は家の断熱性能の不足にあります。
結露を放置すると、カビやダニの発生による健康被害だけでなく、家の構造を腐らせて耐久性や耐震性を低下させる危険があります。
結露対策には、高性能ガラスやサッシへの交換、内窓の設置、壁・床・天井の断熱リフォームなどが有効。
根本的な解決には家全体の断熱性能を高めることが重要なのです。
応急処置として換気や除湿、結露の拭き取りなどの対策もありますが、家の結露がひどい場合はリフォームによる抜本的な対策をぜひ検討してみてください。
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