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リフォーム用語辞典

通気工法 [ つうきこうほう ]

用語解説


【通気工法の定義と基本的な仕組み】

通気工法とは、住宅の外壁材と建物の構造体(柱や防水シート)の間に、空気が流れるための一定の隙間を設ける施工方法のことです。この隙間を「通気層」と呼び、外壁の下部に設けられた空気の取り入れ口から、屋根に近い上部の排出口へと空気が自然に対流するように設計されます。この仕組みの主な目的は、壁体内の湿気を外部へ逃がすことにあります。室内から漏れ出た湿気や、外壁の隙間からわずかに入り込んだ水分を、空気の流れに乗せて乾燥させることで、壁の内部に湿気が停滞するのを防ぎます。現代の日本の木造住宅において、建物の耐久性を維持するために不可欠な標準的工法として位置づけられています。

【通気工法のメリットと不備によるリスク】

通気工法を採用する最大のメリットは、建物の天敵である「内部結露」を防止できる点にあります。湿気が壁の中に閉じ込められると、目に見えない場所で柱や土台が腐食し、シロアリの発生や断熱材の性能低下を招きます。通気層があることで、常に構造部が乾燥した状態に保たれ、住まいの寿命を飛躍的に延ばすことが可能になります。また、夏場には外壁が受けた太陽の熱を、通気層を流れる空気が上方へ逃がしてくれるため、室内温度の上昇を抑える遮熱効果も期待できます。注意点としては、通気層の入り口や出口にゴミが溜まったり、誤った施工で空気の通り道が塞がれたりすると、本来の機能が発揮されないことです。特にリフォーム時には、外壁の厚みが変わることで通気層の設計が複雑になる場合があり、確実な空気の通り道を確保する高度な施工技術が求められます。

【リノベーション株式会社による通気工法へのこだわり】

リノベーション株式会社では、住宅や賃貸物件の資産価値を再生させるプロセスにおいて、目に見えなくなる通気層の構築こそが最も重要であると考えています。同社が掲げる最高の普通を実現するため、札幌のような寒暖差が激しく、内部結露が起こりやすい地域において、完璧な通気工法の実施を徹底しています。独自の仕入れルートと、中間マージンを排除した自社施工体制により、通気層を確保するための専用部材(通気胴縁など)を適切に使用し、妥協のない工事を適正かつ低価格で提供しています。自社大工による直接施工は、情報の齟齬を防ぎ、現場ごとの構造に合わせて最適な空気の通り道を設計・施工することを可能にします。施工品質への絶対的な自信から、外装工事に対して最長20年の工事保証を付帯しており、法的安心感とともに、建物を腐食から守り抜く長期的なサポート体制を整えています。賃貸オーナーに対しては、この確かな通気工法によって建物の長寿命化を図り、将来的な大規模改修コストを抑制するバリューアップ提案をワンストップで支援しています。