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リフォームの⾖知識

2022.11.20

外壁に隙間ができる原因と対処方法を詳しく解説!

こんにちは!札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。

 

自分の家の外壁に隙間を見つけてしまったら、みなさんはどうしますか?

 

実は、放置してしまうと危険な状態になってしまうこともあります。

危険な状態になる前に、しっかり対処しておきたいですよね。

 

今回は、外壁の隙間について詳しくお話しします。

隙間の原因や対処方法などを解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

 

外壁にできる隙間のパターンや原因は?

外壁にできる隙間には、いくつかのパターンがあります。

 

ここでは3つのパターンについて、原因と合わせてご紹介していきます。

 

サイディングの繋ぎ目の隙間

サイディングの繋ぎ目のコーキング(シーリング)は、外壁からの水分の侵入を防いだり、サイディング同士の衝撃から守ったりと、外壁を長持ちさせるための重要な役割を担っています。

 

コーキングは、何年か人が住むうちに乾燥による収縮や、生活環境によってわずかに隙間ができてしまうこともあります。

 

わずかな隙間であれば、雨漏りなどが起こる可能性や緊急性は低いですが、ひび割れて大きく隙間ができている場合は注意です。

 

コーキングは紫外線で劣化し、固くなりひび割れを起こすケースも多く、その場合外壁内部に水が侵入して、そこから劣化が進んでしまいます。

 

外壁の劣化が早まると、危険な状態になってしまう可能性も。

気づいた時点で、なるべく早めに対処をしておいた方が良いでしょう。

 

外壁の浮きや反り・ひび割れによる隙間

外壁が浮いたりひび割れしたりして隙間ができている場合は、劣化が進んだことで起きているものが多く、危険な状態といえます。

 

経年で防水効果が弱くなることで、外壁が水を吸収しやすくなり、そこから外壁の浮き、反り、ひび割れへと繋がってしまうのです。

 

この状態を放置して内部への水の侵入が進むと、内部の木材の腐食も大きくなってしまうため、早急に対応が必要となります。

 

 

外壁に隙間ができたときの対処方法もチェック

隙間ができてしまったときの対処法も、詳しく確認しましょう。

 

コーキングに隙間ができている場合

サイディングの繋ぎ目であるコーキング部分は、経年劣化や紫外線で固くなることにより、隙間ができてしまうことがあります。

一般的な対処方法としては、古いコーキングを剥がして新しくコーキングをやり直す「打ち替え」と、上からコーキング材をさらに打って隙間を埋める「打ち増し」という補修方法があります。

 

また、コーキングの寿命は、5〜10年ほどと言われていますので、定期的に塗り直しなどのメンテナンスが必要といえるでしょう。

 

外壁に浮きや反りが起きて隙間ができている場合

外壁が浮いたり反ったりして隙間ができている場合は、手で押して戻せそうであれば、応急処置としてビスで押さえる方法があります。

 

戻らないほど浮きや反りがある場合は、部分的に新しいサイディングに交換して対処をするケースもあります。

 

外壁が割れて隙間ができている場合

外壁材が割れて隙間ができている場合は、部分的に外壁材を取り替える必要があります。

また、経年劣化によるひび割れであれば、外装塗装のメンテナンスが必要な時期でもあるので、外壁の張り替えをした上で、塗装メンテナンスも合わせて行っておくと安心です。

 

 

サイディング外壁の隙間を放置したらどうなる?

外壁に隙間ができてしまったとしても、すぐに建物に影響がない場合は「まだ大丈夫だろう」と、あまり危機感を感じないこともあるかもしれません。

 

ですが、放置してしまったがゆえに危険な状態になったり、大きな修繕が必要となり、より修繕費用がかかってしまう場合もあります。

 

ここでは、外壁の隙間を放置した場合にどうなるのか、3つのパターンに分けて解説していきますので、不安がある方は補修を行う業者へ相談してみましょう。

 

雨漏り

外壁の隙間を放置していると、雨が家の中へと侵入してしまうことがあります。

 

コーキングの劣化による隙間から雨水が侵入してしまうというのも、よく見られる事例なので、定期的に点検をして見逃さないようにしておきたいですね。

 

外壁材の腐食

外壁の隙間を放置して水が入ると、外壁の内側まで濡れてしまうことになります。

そのまま湿気が溜まり続けることで腐食を起こし、建物全体がもろくなってしまいます。

 

シロアリ被害

濡れていたり湿気が多かったりする木材は、シロアリが発生しやすいと言われています。

シロアリ被害にあった建材は劣化が早まってしまいますので、隙間を見つけたら早めに修繕をし、予防することが大切です。

 

 

外壁の隙間を見つけたら早めに対処を

外壁の隙間を見つけたら、速やかに専門業者などに相談し、対処するのがおすすめです。

 

外壁にできる隙間には、サイディングの繋ぎ目(コーキング)の劣化や固まることでのひび割れの隙間、外壁の浮や反り・ひび割れによる隙間があります。

 

サイディングの繋ぎ目の隙間は、緊急性が低い場合が多いですが、コーキングの大きなひび割れや外壁の浮きなどによる隙間は危険度が高いといえます。

 

コーキングにできてしまった隙間は、「打ち替え」や「打ち増し」といった方法で補修することが可能です。

 

また、浮きや反りにはビスで押さえる方法や、割れてしまっている場合には、部分的な張り替えが必要となります。

 

日頃からの点検やメンテナンス、異変に気づいた時に速やかに対処することが、被害を最小限にとどめるための重要なポイントとなるでしょう。

 

北海道で外壁リフォームをご検討されているなら、リノベーション株式会社へお気軽にお問合せください!

低価格・高品質をモットーに、受付からアフターサービスまで万全の体制を整えてご対応いたします。

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