2022.12.11
外壁の黒い汚れができる原因は?除去方法と予防策、注意点を解説
こんにちは!札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。
外壁の黒い汚れが目立つようになってきたなと感じたことはありませんか?
実は、この外壁の黒い汚れは、自分で除去できるものもあるんですよ。
今回は、外壁の汚れの原因や除去方法についてのご紹介です。
自分でできる除去方法や、予防策、注意点も合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

外壁に黒い汚れができる原因は「雨だれ」!
外壁にある黒い汚れは、ずばり「雨だれ」です。
「雨だれ」は、埃や排気ガスなどの汚れが雨水に混ざって、屋根から壁へと流れる際に、外壁に汚れが残ってしまうことで、黒い汚れの原因となります。
塗料には、防水、防汚作用などの機能付きのものもありますが、経年劣化によってその効果は徐々に落ちてくるため、経年とともに雨だれは発生しやすくなってしまうのです。
また、外壁にはさまざまな原因によって黒い汚れ以外の汚れが発生することも。
例えば、日当たりが悪い場所や湿気が多くなると、コケ汚れやカビ汚れの原因となります。
そのほか、金属部分周辺の赤褐色のような汚れは、サビが原因と考えられます。
金属部分は元々サビ止めが施されていることが多いですが、年数が経つと剥がれてきてしまいます。
サビ止めのメンテナンスをしていないと、サビが発生しやすくなり、汚れが発生してしまうのです。
外壁の黒い汚れの除去方法と予防策
黒い汚れの除去は自分でできるものもあります。
さっそく除去方法と予防策をチェックしてみましょう。
外壁の黒い汚れの除去方法
まずは、外壁に付いた黒い汚れの除去方法についてみていきましょう。
中性洗剤・外壁クリーナーを使う
雨だれの黒い汚れを落とすには、食器用洗剤や浴室用洗剤などの中性洗剤がおすすめ。
水で土や埃などの大まかな汚れを落としてから、スポンジにぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませて優しく磨いていきます。
汚れが落ちたら洗剤を水で洗い流して完了ですが、洗剤が外壁に残ると色が変わってしまう場合があるので、きれいに流すことが大切です。
また、中性洗剤で汚れが落ちなかった場合には、市販の外壁用クリーナーを使ってみましょう。
使用の際は、洗剤が体に付かないようメガネや手袋などで保護する必要がありますが、中性洗剤よりも強力な成分なので汚れも落ちやすくおすすめです。
高圧洗浄機を使う
擦らずに手早く汚れが落とせるのが、高圧洗浄機です。
簡単に、しかも洗剤を使わなくても汚れが落とせるのがメリットですが、水圧が強すぎると塗膜や外壁を傷付けてしまうことがあります
塗膜に傷が付くと今までよりも汚れが付きやすくなってしまったり、傷が付くとそこから室内へ水が入ってしまったりする可能性もあるので、注意しながら行いましょう。
特にサイディングやモルタルは削れやすいので、どうしても取れない汚れの場合はプロにお願いするのが安心です。
また、外壁の汚れや劣化がひどい場合は、張り替えも視野に入れて検討してみても良いかもしれません。
詳しくは「外壁の張り替えは何年で?壁材ごとの違いや工期・費用面など詳しく!」でご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね!
外壁の黒い汚れを防ぐ予防策
外壁の汚れを予防するには、外装塗装を行う際に汚れに強い塗料を使うのがおすすめです。
また、新築時や前回の塗装から時間が経っている場合には、外装塗装が劣化していることで黒い汚れが目立つことも考えられます。
その場合は塗り替えを行いましょう。
太陽光を用いて汚れを分解する機能がある光触媒塗料、シリコン樹脂やフッ素樹脂で雨で汚れが流れ落ちやすい親水性塗料、カビやコケを防ぐ防カビ塗料など、さまざまな種類の汚れ予防に特化した塗料があります。
汚れの原因に合わせて選んでみてくださいね。
外壁の黒い汚れを除去する際の注意点

外壁の黒い汚れを自身で除去する際の注意点も確認しましょう。
悪天候の日は避ける
雨が降っていると水洗いをしても乾きが悪く、汚れが付きやすくなってしまいます。
風が強い日も、砂埃が付きやすかったり、高所作業の際は落下や転倒などの危険があったりするため、おすすめしません。
自然乾燥ですぐ乾くくらい晴れている日がおすすめですよ。
高所作業は慎重に行う
脚立が必要な場合など、高いところの作業をする際は、できるだけ2人以上で行いましょう。
2階以上の高所はプロでも足場が必要な場所となります。
水や洗剤で足元も滑りやすくなりますので、無理をせずプロに依頼をするようにしましょう。
外壁の黒い汚れは雨だれ!自分で除去が可能な場合も
外壁の黒い汚れは、雨だれによるもの。
黒い汚れ以外にはコケやカビ、サビが原因で起こる汚れもあります。
外壁の黒い汚れは中性洗剤で落とすことができる場合もあります。
中性洗剤で落ちない場合は、より強力な成分の外壁クリーナーを使うと、落ちる可能性もあります。
スポンジを使う時は力を入れすぎると外壁が傷付いてしまうので優しく洗いましょう。
高圧洗浄機を使う場合は、洗剤も不要で擦る手間も省くことができますが、水圧が強すぎると外壁に傷が付いてしまうので注意が必要です。
黒い汚れの予防策としては、塗装を行う時に汚れに強い塗料を選ぶこと。
汚れが流れ落ちやすいものや、カビコケを防ぐものなどさまざまな種類がありますよ。
除去する際には、悪天候の日は避け、自然乾燥がすぐできるくらい晴れている日がおすすめです。
2階以上の高い場所は無理をせずプロに依頼をしましょう。
北海道の外壁リフォームなら、金属サイディングの施工の専門性を有したリノベーション株式会社にお気軽にお問い合わせください!