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2023.02.20

ケイミューの金属サイディングが評判!特徴や費用相場をチェック

こんにちは!札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。

 

金属サイディングは、近年人気が高い外壁材となっています。

 

理由は、コストパフォーマンスが良く、デザイン性と優れた性能を兼ね備えているからです。

 

メーカーごとに特徴はあるのですが、今回は特に評判が良いケイミューの金属サイディングをご紹介していきたいと思います!

金属サイディングの家

 

 

ケイミューで評判の金属サイディング「はる・一番」とは?

外装建材メーカーのケイミューが扱う商品に「はる・一番」という外壁材があります。

「はる・一番」は、数ある外壁材の中でもデザイン性と機能性が高く評価されている商品です。

 

まずは「そもそもケイミューってどんな会社?」という疑問に触れ、その後に「はる・一番」の特徴をご紹介していきます!

 

「ケイミュー」とはどんなメーカー?

ケイミューは、屋根材・外壁材・雨といの製造から販売まで手掛けている外装建材の会社です。

2003年にクボタと松下電工(現パナソニック)が出資して「クボタ松下電工外装株式会社」を設立し、2010年に社名を「ケイミュー株式会社」に変更しました。

 

クボタと松下電工は、統合当時から実績・技術力ともにトップクラスの住宅用外装建材メーカーで、現在も同分野で高いマーケットシェアを誇っています。

 

実績や基盤がしっかりしたメーカーなので、商品にも安心感がありますね。

 

ケイミューの「はる・一番」とはどんな商品?

続いて、ケイミューの「はる・一番」がどんな商品かをご紹介します。

ここでは、基本的な性能や特徴を6つにまとめましたので、それぞれみていきましょう。

 

①色あせが目立たない

外壁の表面に遮熱・高耐候性塗装を採用しており、色あせに強く外壁の美しさが長持ちします。

遮熱性を持たせ紫外線のダメージを抑える塗装により、高い耐候性を保ちます。

 

②高いデザイン性

金属の質感を残しながら、造形に深さを加えることで表情にメリハリを作ります。

外壁イメージを複数のラインナップから選ぶことができ、さらに専用部材が充実しているので、外観をより美しく彩ります。

 

③軽量で建物への負荷が小さい

芯材が軽量なため建物への負荷が小さく、地震の揺れによる影響を軽減します。

④防水性に優れている

かん合部や専用部材に水密材が付いており、雨水の侵入を防ぎます。

 

⑤遮熱性と断熱性に優れている

表面に遮熱・高耐候性塗装を採用し、芯材には断熱材を使用しています。

遮熱塗装により、銅板の表面の温度上昇を抑えることで遮熱性を保ちます。

断熱においては、他の外壁材と比べ厚みがない状態でも、同様の断熱効果を得ることができます。

 

⑥遮音性能がある

遮音性が高く、外部の音がなるべく建物内に浸透しない外壁材となっています。

 

「はる・一番」にどんな性能や特徴があるか、大まかにイメージできましたか?

次項では、ケイミューの金属サイディングにおいて、評判が良い部分やアピールポイントを詳しく紹介していきますね。

 

 

ケイミューの金属サイディングはここが評判!

金属サイディングの例

金属サイディングには、一般的に軽量で断熱性があり、メンテナンスの手間がかからないなどの魅力があります。

 

金属サイディングの特徴やメリットについては「金属サイディングの特徴とは?メンテナンスやリフォームについても詳しく!」でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

 

そんな金属サイディングの中でも、近年特に評判を耳にするのはケイミューの金属サイディングです。

 

ケイミューの金属サイディングが、一般的な金属サイディング以上にどんな評判があるのか気になりますよね。

 

商品の性能や特徴だけでなく、実際に評価されている理由をご紹介していきたいと思います。

 

ここでは、ケイミューの「はる・一番」に焦点を当てて、評価ポイントを深掘りしていきます。

 

遮熱・断熱効果により快適に過ごせる

「はる・一番」は、外壁材の表面に遮熱性フッ素焼付塗装が施され、建物の中に太陽光などの赤外線が侵入するのを防ぐようにしています。

 

また、サイディングの芯材に採用している硬質イソシアヌレートフォームは、他の外壁材と比べ優れた断熱効果を発揮します。

 

下記は、同レベルの断熱性能を得るのに、各外壁材が必要とする厚みを比較したデータです。

 

  • 「はる・一番」   ・・・  16mm
  • 窯業系サイディング ・・・100mm
  • ALCパネル     ・・・120mm
  • モルタル      ・・・920mm

 

数値が示す通り、「はる・一番」は、モルタルの約1/58の厚みでモルタルと同等の断熱効果を期待できます。

 

使用されている芯材が、いかに断熱効果が高いか分かりますよね。

 

「はる・一番」を導入すると、他の外壁材の建物よりも「夏は涼しく」快適に過ごせるかも知れません。

 

経年による色あせが少ない

サイディング材の表面に、遮熱性フッ素焼き付け塗装がされております。

この塗装には、紫外線エネルギーよりも強いフッ素樹脂が含まれており、日光や雨など天候による劣化が起こりにくいです。

 

そのため、施工から長期間が経過しても色あせが目立ちにくく、美しさを保つことができます。

 

防水性が高く雨漏りが発生しにくい

「はる・一番」では、施工時にシーリングの必要がなく、かん合部に水密材を使って雨水の侵入を防いでいます。

 

一般的なサイディングでは、結合部にシーリングを実施して雨漏りを防いでいますが、シーリングは劣化しやすいというデメリットがあります。

 

「はる・一番」で使用している水密材は、劣化しにくいパッキン材なので短期間でのメンテナンスが不要です。

 

デザイン性が高く建物のイメージに合わせやすい

金属素材のシャープさを残しつつも造形に凹凸を持たせ、メリハリのあるデザインとなっています。

 

また、デザインやカラーのラインナップが充実していて、新築やリフォームなど建物のイメージに合わせたデザインを選択できます。

 

陰影豊かな表情を創り出せるのは「はる・一番」の特徴です。

 

軽量で地震の揺れに強い

サイディング本体に軽量の芯材が使用されており、建物への負荷を軽減しています。

建物への負荷が少ないため、地震の揺れによる影響を抑えることができます。

重量は1㎡あたり約3.5kgで、これはモルタルの約1/10、窯業系サイディングの約1/4です。

 

遮音性が高く静かな室内空間を実現

「はる・一番」は遮音性が高いため、外部の音を入りにくくし、内部の音も外に漏れにくくする効果があります。

 

「はる・一番」だけで、1,000Hzの周波数帯で約16dBの音を小さくできるほど、高い遮音性能があります。

 

商品単体でも遮音性はありますが、壁面の構成材と合わせることで更なる遮音効果が期待できます。

小さなお子さんがいて音漏れが気になるというご家庭や、道路に面していて騒音が気になるというご家庭にもぴったりの素材です。

 

長期でのコストパフォーマンスが良い

「はる・一番」は、他のサイディングと比べ軽量なので、古い建物でも張り替えではなく重ね貼り(カバー工法)による取り付けが可能です。

カバー工法とは、既存の外壁の上に新しい外壁材を重ね張りする工法のことで、張り替えよりも安価です。

また、「はる・一番」は、耐久性に優れていて色あせなどの劣化が起こりにくいため、塗り替えの頻度が少なくて済みます。

結果、メンテナンス費用を含めた全体的なコストを抑えることができます。

 

 

ケイミューの金属サイディングの費用相場は?

金属サイディングの家

ケイミューの金属サイディングについて、特徴や評判はイメージできましたでしょうか。

 

では最後に、「はる・一番」の取り付けをリフォーム会社に依頼した場合、価格相場がいくらぐらいなのかをご紹介していきます。

 

ケイミューの金属サイディング「はる・一番」の費用相場は?

「はる・一番」の施工で、一般的な工事を行った場合の総額はおよそ200万円後半から400万円前半が相場と言われています。

 

もちろん、建物が大きくなると施工する外壁の数も増え金額も変動します。

参考までに、「はる・一番」と一般的なサイディングのリフォーム費用を比較しました。

 

「はる・一番」の重ね張りリフォーム/計348万円

  • 築10年後:重ね張りリフォーム/約292万円
  • 重ね張りリフォーム後7~10年:点検・部分補修/約28万円
  • 重ね張りリフォーム後15~20年:点検・部分補修/約28万円

 

一般的なサイディングの塗り替えリフォーム/計414万円

  • 築10年後:再塗装/約138万円
  • 初回塗装から7~10年後:再塗装/約138万円
  • 初回塗装から15~20年後:再塗装/138万円

 

※工事費用はモデル住宅(外壁面積149㎡ 2階建)を基準に算出

※材料費用はケイミューのカタログ価格より算出した金額

※金額に運搬費・諸経費・付帯工事費等は含まない

 

築10年のタイミングでのリフォームの場合、「はる・一番」のほうが費用がかかりますが、その後は「はる・一番」はメンテナンス費用が抑えられるため、築30年を迎えるころには「はる・一番」のほうがリフォーム費用が抑えられていることがわかります。

 

さらには、他の外壁材にない性能や耐久性を加味して考えると、「はる・一番」が他社の外壁材よりもお得感があると言えるでしょう。

 

ただし、こちらはあくまでもモデルケースなので、選ぶ外壁や家の面積によって試算が変わります。

 

より具体的な金額を知りたい方は、金属サイディングの専門性と実績があるリノベーション株式会社にご連絡ください!

 

 

ケイミューの金属サイディングは性能と費用の総合力!

ケイミューの金属サイディングは、他社にはない優れた性能とデザイン性があり、軽量で施工がしやすいという利点を兼ね備えたサイディングです。

 

「はる・一番」という商品は、遮熱・断熱性や遮音性があり、特殊な塗装を施しているので表面が劣化しにくいという特徴があります。

 

施工から長期経過しても色あせが少なく、防水性も優れているのでメンテナンスがほとんどいりません。

 

「はる・一番」は、優れた性能で快適な暮らしを実現しながら、長期でみるとメンテナンスにかかる費用も抑えることができる総合力が高い商品です。

 

性能やコスト面からの評判が良いケイミューの金属サイディングですが、実際に商品を確かめて費用感などを知りたくはありませんか?

 

弊社は、北海道で金属サイディング施工の専門性と実績を有するリフォーム会社です。

商品のご相談や費用感を知りたい方は、お気軽にリノベーション株式会社までご連絡ください!

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