2023.12.18
お風呂のコーキングの補修方法は?打ち直しを業者に頼む費用も解説!
こんにちは!札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。
水漏れを防ぐ役割を持つお風呂のコーキングが古くなってきたら、どうすれば良いのでしょうか。
お風呂のコーキングの劣化は、放置するとさまざまなリスクが発生するため、打ち直しを検討するタイミングでもあります。
そこで今回は、お風呂のコーキングについて解説!
コーキングを補修すべきサインや自分で補修する方法、プロに補修を依頼するメリットなどをご紹介します。

お風呂のコーキングにこんな症状があったら打ち直しを!
お風呂をはじめ、トイレやキッチンといった水回りにはコーキングが施工されています。
コーキングは施工の際にできる隙間をシリコンなどで塞ぐもので、水の侵入を防ぐ重要な役割があり、お風呂では浴槽と壁の間や床と壁の間などに施されています。
コーキングは時間とともに劣化していきますが、劣化すると水が侵入してしまい、家の構造部を腐食してしまう恐れも。
構造部が腐食するとカビやシロアリの発生にもつながるため、コーキングが劣化している場合は、適切なタイミングで補修や打ち直しが必要です。
お風呂のコーキングが次のような状態であれば、劣化しているサインです。
- コーキングが切れている
- コーキングが剥がれている
- コーキングがひび割れている
- 掃除をしてもカビが落ちない
このような状態のコーキングは水漏れを防止する役割を果たせないほど、劣化している可能性があります。
また、シロアリが発生している場合もコーキングの劣化が原因になっている恐れがあるため、早めにコーキングを補修または打ち直ししましょう。
お風呂のコーキングが劣化していたら自分で補修可能?

お風呂のコーキングは自分で補修することもできますが、適切なコーキング剤の種類を選び、丁寧に作業を行う必要があります。
除去や下地塗り、コーキング剤の表面を慣らす作業など、初めて行う場合は数時間かかってしまうのと、乾かす時間もかかるため、十分な時間を確保して行いましょう。
自分で行うとコスト削減になりますが、コーキングに隙間ができてしまうと水漏れの原因にもなってしまうので、DIYが苦手な場合は、次の章でご紹介するプロの業者へ依頼する方法が安心です。
浴室コーキング剤の種類
浴室コーキング剤には、主に「シリコン系」「変成シリコン系」「ウレタン系」「アクリル系」などがあります。
シリコン系は、耐久性や耐候性、耐熱性、撥水性に優れた最も普及しているコーキング剤で、お風呂やキッチンなどの水回りでよく使われます。
変成シリコンもお風呂で使用できるコーキング剤で、硬化後に塗装できるというメリットがあります。
ウレタン系は密着性に優れたコーキング剤。
耐久性も高いですが紫外線には弱いため、屋外での使用は適していません。
また、アクリル系は古くから外壁などで使用されているコーキング剤で、耐久性が低いことから、最近はあまり使用されていません。
お風呂のコーキングをDIYで補修する方法
お風呂のコーキングを自分で補修する方法は次のとおりです。
- 古いコーキングを除去する
- マスキングテープを貼る
- 下地のプライマーを塗る
- コーキング剤を充填してヘラでならす
まず、カッターで古いコーキングを丁寧に除去します。
コーキング剤を注入する場所から2mm程度開けて、コーキングを打つ場所の両側をマスキングテープで養生し、コーキングの接着性が高まるように下地のプライマーを塗ります。
ムラにならないように気をつけながらコーキング剤を充填したら、ヘラで隙間に押し込むイメージで表面をならし、マスキングテープを剥がしたら完成です。
コーキング剤が硬化するまでは1日ほどかかるので、その間は浴室を使用しないよう注意しましょう。
お風呂のコーキングを打ち直しするならプロが安心!
お風呂のコーキングの打ち直しは自分でもできますが、ムラが出ないようにきれいに仕上げるのはなかなか難しいもの。
慣れていない方が自分で行うと、お伝えしたように隙間ができてしまったり、逆にコーキングを傷める恐れもあるため、自信がない場合はプロの業者に依頼するのがおすすめです。
隙間ができたり傷んでしまったりすることで、水漏れによってカビやシロアリが発生してしまうと、再度打ち直し+カビの除去・シロアリの駆除などで、余計に費用がかかってしまうケースもあります。
プロに依頼すれば、浴室や浴槽の状態もあわせて確認してもらえるので、内部の劣化や他に修繕したほうが良い部分も、早めに発見することができるでしょう。
リフォーム業者にコーキングの打ち直しを依頼する際の費用相場は、2万〜4万円ほどとなっています。
お風呂のリフォームについては下記コラムでもご紹介していますので、あわせて参考にしてください。
お風呂が寒いならリフォームのご検討を!失敗しないためのポイントも
お風呂のリフォームは何年目が目安?検討するタイミングもご紹介
お風呂のコーキングの劣化は早めに補修を
お風呂のコーキングは浴槽と壁の間や、床と壁の間などに施されており、水の侵入を防ぐ重要な役割があります。
コーキングは時間とともに劣化するため、コーキングが切れていたり剥がれていたり、ひび割れている場合は、早めに補修するのがおすすめです。
お風呂のコーキングの打ち直しは、自分でコーキング剤などを用意してDIYすることも可能です。
しかし、ムラができてしまったり、逆にコーキングを傷めたりする恐れもあるため、自信がない場合はプロの業者に依頼するのがおすすめですよ。
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