2024.01.18
灯油ボイラーのお湯が出ない原因や対処法は?交換も視野に!
こんにちは!札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。
お風呂やキッチンでお湯が出なくなると、慌ててしまいますよね。
灯油ボイラーからお湯が出なくなったとき、故障したのか、もしくは他の原因があるのか、できるだけ早く知りたいと思う方が多いのではないでしょうか。
今回は、灯油ボイラーの不具合でお湯が出ない場合のトラブルについて、原因から対処法、修理か交換かの選択肢なども含め、わかりやすく解説していきます。
灯油ボイラーのお湯が出なくなって困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

灯油ボイラーが故障してお湯が出ない!原因や対処法を解説
ある日突然、灯油ボイラーの不具合でお湯が出なくなったらとても焦りますよね。
まずは、お湯が出ない原因とその対処法を解説します。
灯油ボイラーでお湯が出ない主な原因
灯油ボイラーからお湯が出ないとき、考えられる原因をご紹介します。
灯油切れ・灯油の汚れ
タンクの灯油がなくなっていると、ボイラーが機能しません。
また、灯油の量が著しく減っている場合や、灯油が汚れている場合にも、灯油切れと同様の症状が起こります。
給水栓や水栓(蛇口)の不具合・凍結
一つの蛇口からだけ出ない場合は、その蛇口やボイラーの給水栓自体に問題があるかもしれません。
例えば、蛇口のストレーナーや給水栓の中にある小さなフィルターが汚れ・異物で詰まっていたり、止水栓やボイラーの給水元栓が閉まっているなどの理由が考えられます。
一方で、冬に家中の蛇口から水もお湯も出なくなった場合は、配管が寒さで凍ってしまっている可能性があります。
湯量の設定
給湯栓を絞りすぎていたり、出湯量の設定を少なくしているとお湯が出ないことがあります。
湯量が少なすぎると、水圧と流量が足りず燃焼が開始されないからです。
ボイラー自体の故障
すべて確認しても原因がわからない場合は、ボイラー内部の部品の故障の可能性があります。
お湯が出ないときの確認ポイントと対処方法
お湯が出なくなったときにまずチェックするべき、灯油ボイラーの確認ポイントと対処方法をご紹介します。
灯油の残量
残量については意外と忘れがちです。
まずは灯油タンクをチェックし、灯油が空になっている、または少ない場合はすぐに補充しましょう。
点火の有無
ボイラーのパイロットランプや表示画面を見て、点火していなければ再点火してみてください。
点火がうまくいかない場合は、点火プラグの汚れが原因かもしれません。
蛇口のストレーナー・給水フィルターの汚れや異物
蛇口のストレーナーやボイラーの給水栓にある給水フィルターが汚れていると、水の流れが悪くなり、お湯が出にくくなります。
蛇口のストレーナーは、壁付きの蛇口や台付きの蛇口であれば蛇口付近、シャワーヘッド式の蛇口ならヘッドとホースを外すと、中に網状のストレーナーがあります。
給水フィルターは、給水元栓の配管の近くにあります。
外してゴミや汚れが詰まっている場合は、歯ブラシなどを使って取り除きましょう。
自分で難しそうな場合は、無理せず業者に見てもらうことをおすすめします。
エラーコード
ボイラーには自己診断機能があり、エラーコードが表示されることがあります。
取扱説明書やメーカーのホームページでそのコードの意味を調べて、対処しましょう。
これらを確認した上で原因が特定できない場合は、灯油ボイラーの故障の可能性がありますので、専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
灯油ボイラーのお湯が出ない以外の不具合や交換・修理の目安

灯油ボイラーには、お湯が出ない以外にもさまざまなトラブルが起こることがあります。
ここでは、よくある灯油ボイラーの問題点と、どう対応するかを説明します。
また、交換や修理の目安についてもお伝えしますね!
灯油ボイラーのよくある故障とその対処法
灯油ボイラーに起こりやすい故障は以下の4つです。
電源がつかない
電源がつかない主な原因としては「ブレーカーの落が落ちている」「コンセントが抜けたり断線している」「リモコンが故障している」などが考えられます。
ブレーカーを上げたり、コンセントの状態を確認したり、リモコンが正常に機能しているかをチェックしましょう。
それでもつかない場合は、業者に連絡をしましょう。
ぬるいお湯しか出ない
お湯の温度が低い場合、ボイラーの温度設定の変更や、ボイラー部品の故障、蛇口の故障が考えられます。
温度設定を確認し、必要に応じて業者に部品の修理や交換を行ってもらいましょう。
水圧が弱い
水の勢いが弱いときは、蛇口のストレーナーや給水フィルターの詰まり、配管の詰まりや劣化が原因と考えられます。
ストレーナー・フィルターや配管の点検・清掃が必要になります。
着火マークがつかない、もしくはすぐに消える
着火がうまくいかない場合、灯油配管に空気が入っている、バルブが閉まっている、ボイラーが故障しているなどが原因と考えられます。
空気抜きを行ったり、バルブの開閉を確認する必要があり、メーカーや業者への連絡が必要です。
修理か交換かの判断基準
灯油ボイラーが故障した際、修理するべきか交換するべきか迷うことがありますよね。
そんなときは、これからご紹介する3つのポイントを参考にしてみてください。
使用期間
一般的に、灯油ボイラーの寿命は約10~12年とされています。
使用期間が長くなるにつれ、部品の劣化や故障のリスクが高まります。
そのため、ボイラーがこの年数を超えている場合、修理よりも交換を考えると良いかもしれません。
灯油ボイラーの耐用年数については下記のコラムでもご紹介していますので、あわせて参考にしてください。
保証期間内かどうか
メーカー保証や長期保証が残っている場合は、修理が無料または安く済むことが多いです。
ただし、経年による劣化も考え、長期的な視点で交換も検討しておきましょう。
部品の入手ができるか
灯油ボイラーを修理するとき、部品が手に入るかどうかが大きなポイントです。
特に古い型のボイラーやもう作られていないモデルの場合、必要な部品が市場にないことがよくあります。
部品が見つからなければ、修理はできませんので、ボイラーの交換が必要になります。
さらに、部品が見つかっても、その値段が新しいボイラーを買うのと同じか、それ以上に高いこともあります。
この場合、お金の面から考えても、新しいボイラーに交換する方が良いでしょう。
灯油ボイラーの交換とお風呂リフォームを一緒にするのもおすすめ!
灯油ボイラーを交換するときは、実はお風呂の改装にも良いタイミング。
なぜかというと、ボイラーの交換とお風呂のリフォームを一緒にすることで、工事の手間や費用を減らすことができるからです。
さらに、古い設備を新しいものに変えることは、安全性を高めることにもつながります。
もちろん、新しいボイラーは省エネで最新の便利な機能がついているので、心地良いお風呂の時間を過ごすことができます。
加えてお風呂のリフォームでデザインを新しくすれば、さらにリラックスできる空間が作れますよ。
灯油ボイラーを交換するときには、使いやすくて快適なバスルームへのリフォームも考えてみてくださいね。
北海道でお風呂のリフォームをする際には、ぜひリノベーション株式会社にお任せください。
灯油ボイラーのお湯が出ないときには原因をチェック
今回は、灯油ボイラーからお湯が出ない時の原因と解決方法、故障した時に修理するか新しいものに交換するかの判断について説明しました。
お湯が出ない原因には、灯油の不足、水栓のトラブル、管の凍結、湯量の問題、ボイラー自体の故障があります。
故障が考えられる時は、灯油が足りているか、点火が正常に行われているか、蛇口のストレーナーや給水フィルターが詰まっていないか、リモコンのエラーコードが出ていないかなどをチェックすることが大切です。
ボイラーを修理するか新しいものに交換するかは、使用年数によっても変わります。
一般的には10〜12年が寿命とされていますが、保証期間内か、必要な部品が手に入るかも考えて判断しましょう。
ボイラーを交換するときは、ぜひお風呂のリフォームも検討してみてくださいね。
リノベーション株式会社では、お風呂のリフォームも行っています。
北海道でお風呂のリフォームを考えている方は、ぜひお任せください!
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