こんにちは！札幌の戸建て・マンションリフォーム会社「リノベーション株式会社」です。

 

毎日使うキッチンが狭いと、「スムーズに動けない」「作業しづらい」といった困りごとが多いかと思います。

 

そんなときは、思い切ってキッチンをリフォームするのも一つの方法です。

 

今回は、狭いキッチンを広げるリフォームの方法について、費用の相場やリフォーム時の注意点などもあわせてご紹介します。

 

 

狭いキッチンを広げる・使いやすくするリフォームとは？

キッチンが狭いと感じる要因には、主に「作業スペースの狭さ」「収納スペースの狭さ」「通路の狭さ」の3つが挙げられます。

 

また、狭いキッチンの場合、広げたいという点以外に、作業がしやすくなるようリフォームをしたいという方も多いです。

 

それぞれどのようなリフォームが適しているのかご紹介します。

 

作業スペースが狭い場合

作業スペースを広くするリフォームには、以下のような方法があります。

 

最新型のキッチンに変更する

収納の多さやシンクの広さなど、キッチンは年々利便性の高いものに進化しています。

 

特に年数が経ったキッチンは、最新のタイプに変えるだけでもぐっと使いやすくなりますよ。

 

最新のキッチンは十分に収納スペースが確保されているタイプが多いので、作業スペースが広がるだけでなく、他の収納家具が必要なくなるなどキッチン全体を広く使えることにつながります。

 

例えばキッチンの下に収納スペースが広がれば、上に付いている吊り戸棚がいらなくなり、圧迫感がなくなることで広く見えます。

 

収納の多いキッチンにリフォームして背面収納を撤去することでも通路幅が広くなり、作業しやすくなるでしょう。

 

コンロをガスからIHに変更する

キッチンを変えなくても、コンロをガスからIHに変えるだけで作業スペースを広げられます。

 

ガスコンロと違い、IHコンロはフラットな面になっているため、加熱しないときは作業台としても使えます。

 

周囲が熱くなったり火が燃え移ったりする心配もないので、調理中でも近くに食材などを置くことが可能に。

 

間口にゆとりがあれば、横並びになった3口タイプのコンロに変更する方法もあります。

コンロの手前にスペースがあるので、ちょっとした作業台としても活用できますよ。

 

対面キッチンに変更する

壁付けタイプのキッチンのほうがリビング・ダイニングのスペースが広く取れますが、「作業のしやすさ・動きやすさ」の面で利便性が高くなります。

 

カウンターがあることで食器を置いたり作業がスムーズになるほか、背面にも作業カウンターがあることで複数人での作業もしやすいです。

 

また、4辺がどれも壁に接していないアイランドキッチンは、視線を遮るものがないため、開放的で広く感じます。

対面キッチンのメリット・デメリットについては、下記のコラムもご参考くださいね。

対面キッチンにリフォームするメリット・デメリットや費用目安を解説！

 

収納スペースが狭い場合

収納スペースを広くするリフォームには、以下のような方法があります。

 

昇降式の吊戸棚に変更する

「頭上に戸棚があるけど活用できていない」という方は、昇降式の吊戸棚に変更するのもおすすめです。

 

昇降式にすれば戸棚の中が出し入れしやすくなり、今までデッドスペースだった頭上も立派な収納スペースになりますよ。

 

床下収納を設置する

一戸建ての場合、家の基礎部分には空間が多く広がってるため、床下収納を設置して収納スペースを増やすのも一つの方法です。

 

床下収納は、以下のようなものを収納するのに向いています。

 

• 缶詰や防災用の水・非常食など、長期保存が可能な食品
• 重箱やピクニック用品など、季節特有の食器や使用頻度が少ないもの
• 台所洗剤やスポンジ、キッチンペーパーなど消耗品のストック

 

通路が狭い場合

キッチンの通路幅は1人で使用するなら80～90㎝、複数で使用するなら100～125㎝ほどが目安とされています。

 

通路を広くするリフォームには、以下のような方法があります。

 

壁付けタイプのキッチンに変更する

対面キッチンの場合は、ある程度の広さが必要になります。

もし対面キッチンで狭いと感じている場合は、壁付けタイプのキッチンに変えることで通路を広くすることも可能です。

 

奥行きが短いキッチンに変更する

キッチン本体の奥行きが短くなっても問題なければ、今使っているキッチンより5～10㎝コンパクトなタイプに変えることで、リビング・ダイニング側の通路幅を確保できます。

 

奥行きが短い背面収納に変更する・背面収納を撤去する

「大きめの背面収納を付けたものの、スペースが余っている」いう場合は、奥行きが短い背面収納に変えるのもおすすめ。

キッチンの収納だけでも十分という場合は、背面収納を撤去するのも一つです。

また、先にもお伝えしたように、収納が多い最新のキッチンに変えると、背面収納がなくてもしっかり収納できるでしょう。

狭いキッチンを広げるリフォーム費用の目安も確認！

ご紹介したリフォームでの費用目安について、参考にご紹介します。

 

キッチンの交換：50〜200万円程度

コンロの交換（ガス→IH）：10〜30万円程度

昇降式吊戸棚への取り換え：5〜40万円程度

床下収納設置：10万円程度

収納の撤去：数万円〜10万円程度

キッチンを移動させるリフォーム：200万円〜

 

最新キッチンや今よりも収納の多いキッチンに交換する場合は50〜200万円程度が目安ですが、グレードによって大きく価格は異なります。

 

昇降式吊戸棚の場合は、ノーマルタイプ・手動タイプであれば数万円〜10万円前後で取り付け可能ですが、自動で動くタイプになると30〜40万円程度が目安となります。

 

壁付けのキッチンから対面にする場合、または逆の場合は、キッチンの本体価格に加え、間取りや配管の変更など改装費用が必要です。

 

シンプルなキッチンであれば200万円以内にも収まりますが、人気のアイランドキッチンや最新のキッチンにする場合は本体だけで180〜300万円ほどになるため、費用の幅があります。

 

キッチンリフォームは、工事の範囲やキッチンのグレード、リフォームを依頼する施工会社によっても費用が異なりますので、リフォーム会社と相談しながら行ってくださいね。

 

キッチンのリフォーム費用の目安や利用可能な補助金については、下記のコラムをぜひご参考ください。

 

キッチンリフォームの費用の目安は？予算別の事例やお得な施工方法も

【最新版】キッチンリフォームに利用可能な補助金を徹底解説！

 

 

 

狭いキッチンを広く！リフォーム事例もチェック

リノベーション株式会社で、作業スペースを広くした・空間を広くしたリフォーム事例を3つご紹介します。

 

事例①札幌市N様

 

【Before】

 

【After】

システムキッチンにタカラスタンダードのエーデルを採用。

 

たっぷり入る収納なので吊戸棚は撤去し、すっきりとしたキッチンに生まれ変わりました。

 

傷や汚れに強い高品位ホーローをキッチンの内外に使用し、お手入れが楽に。

水栓もタッチレスタイプに交換し、家事効率がアップしました。

 

工期は約3日で、クロスの貼替や、キッチンライトの交換も行わせていただきました。

 

事例②札幌市S様

 

【Before】

【After】

キッチンや食器棚の交換など、キッチン全体の改修工事をさせていただきました。

 

システムキッチンにはリクシルのリシェルSIを採用。

軽い力でさっとものが取り出せる「らくパッと収納」や、ワークトップには熱や傷、汚れに強い上質なセラミックトップを使用するなど、使いやすいキッチンに。

 

レンジフードや吊り戸棚もコンパクトになり、右側にあった柱や冷蔵庫上の吊り戸棚も撤去。

照明をダウンライトにすることで、さらに空間が開放的に広がりました。

 

事例③札幌市北区S様

 

【Before】

【After】

壁付けキッチンから対面キッチンへ変更をしたリフォームです。

 

システムキッチンはパナソニックの2列型アイランドを採用。

フラットで広々とした作業スペースと、コンロとシンクが分かれたアイランドキッチンで、開放的で動線も確保した、動きやすいキッチンに生まれ変わりました。

キッチンを広くするリフォームでの注意点

 

キッチンを広くするリフォームを行う際は、以下の注意点を押さえておきましょう。

 

作業効率の良い導線を考えておく

せっかく新しいキッチンや収納にリフォームしても、スムーズな導線が確保できないと使い勝手が悪く、作業効率が落ちてしまいます。

 

リフォーム前に、冷蔵庫や食器棚、シンクなど、今以上に使いやすいキッチンにするための理想の配置を考えておきましょう。

 

意外と忘れがちなのがごみ箱を置くスペース。

配置を考えるときに考慮しておかないと、リフォーム後通路に置くことになり、逆に狭くなってしまう可能性も。

 

「電子レンジや炊飯器など、レイアウトを変えたらコンセントが届かなくなった」ということも考えられますので、コンセントの配置もリフォーム会社と相談してくださいね。

 

収納するものを確認しておく

キッチンを広々と使うためには、収納したいものが、収納スペースに入り切ることが重要です。

 

特に、収納スペースが狭くてリフォームを考えている方は、事前に収納するものを洗い出しておき、どれくらいの収納があれば良いかリフォーム会社と事前に相談しておきましょう。

 

IHコンロに変更する際は電力容量を確認しておく

コンロをガスからIHに変更すると、今までより電力消費量が増えることが考えられます。

 

その結果、電力容量が足りなくなり、ブレーカーが頻繁に落ちる可能性もあります。

 

IHのコンロを検討している方は、事前に電力会社との契約アンペア数を確認し、必要に応じて変更しておくと安心ですよ。

 

 

キッチンが狭いときはリフォームの検討を！

キッチンが狭いと感じる要因は主に「作業スペースの狭さ」「収納スペースの狭さ」「通路の狭さ」の3つです。

 

それぞれのお悩みに合わせて「システムキッチンを最新のタイプに変える」「収納を増やす」「奥行きの短い背面収納に変える」といったリフォームを行うことで、広くて使い勝手の良いキッチンへと生まれ変わります。

 

せっかくお金をかけてリフォームしても、前より使いにくくなってしまってはもったいないですよね。

 

「作業効率の良い導線を考える」「収納するものを確認しておく」といったポイントも押さえて、事前にリフォーム会社と相談してみてくださいね。

 

北海道でキッチンリフォームをご検討されているなら、リノベーション株式会社へお気軽にお問合わせください！

 

低価格・高品質をモットーに、受付からアフターサービスまで万全の体制を整えてご対応いたします。